年金や健康保険というような社会保障制度があります。これは、学生から社会人になるときに大きな変化を迎えるとおもいます。社会人としての社会保障制度についてご紹介したいと思います。新卒で入社して、そろそろ会社にも慣れてくる5月にはゆとりも出てくると思います。この時期にチェックしておきたい点があります。新年度が始まって1ヵ月と少したてば大型連休も終わります。
4月に社会人として新たなスタートをきった人も少しは新しい生活に慣れてきたころではないでしょうか。学生から社会人になれば、毎日の生活は大きく変わります。そして戸惑うことが多いかもしれません。社会人になって大きく変わるものの1つに社会保障制度があると思います。新社会人にとって年金や健康保険というような社会保障制度が学生時代とどのように変わったのか、ご紹介したいと思います。
日本の公的年金制度の特徴の1つとして「国民皆年金」があります。20歳になれば職業や国籍を問わず原則として全員が年金制度に加入しなければなりませんよね。学生の場合には、20歳になると年金制度に加入することになりますが、学生は国民年金のみに加入して種別は第1号被保険者となります。大学や専門学校を卒業し就職すれば、その職業によって加入する年金制度や種別が異なります。
卒業してから正社員として就職した場合には、厚生年金に加入します。そして国民年金の種別は第2号被保険者となります。
正社員ではなくフリーターとして仕事をするような場合は、所定労働日数および労働時間が正社員の4分の3以上(一般的には30時間以上)であれば正社員と同じように厚生年金に加入します。そして第2号被保険者となります。この条件に満たない場合には、学生時代と同じように国民年金のみに加入して種別は第1号被保険者のままとなります。また、卒業してから自営業を継いだり、フリーランスとして仕事をしたりする場合には国民年金のみに加入して種別は第1号被保険者となります。
国民年金は、20歳以上から60歳未満のすべての国民が加入しています。老齢・障害・死亡などの保険に該当した時に基礎年金を支給するといった公的年金制度のことです。そして、その目的として、老齢・障害・死亡等による所得の喪失・減少によって国民生活の安定が損なわれることを、国民の共同連帯によって防止します。健全な国民生活の維持したり向上に寄与することを目的とした公的年金制度なのです。そのため国民年金は、基本的に全ての国民が加入する必要があるのです。
また、国民年金の被険者は、職業・就労形態や保険料の納めている方で国民年金・厚生年金・共済年金の3種類に分かれます。国民年金は自営業やフリーター・農業・学生などとさまざまな人々が加入しています。ちなみに厚生年金は、会社に勤めているサラリーマンやOLなどが加入の対象になっています。それから、共済年金は公務員が加入しています。また、国民年金は基礎年金になりますので、厚生年金・共済年金の被用者保険に加入している方は、それと同時に国民年金に加入します。こうして先述した通り、「国民年金は全ての国民が加入する」ということになります。
現在では、国民年金(基礎年金)の受給は基本的に65歳からになっておりますが、本人の希望で60歳からでも受給することが可能です。しかしその場合には、65歳から受給する年金額より減額されてしまいます。その減額率は、受給を希望し請求した月から65歳になる月の前月までの月数に応じ、1ヶ月減るごとに0.5%ずつ低くなっています。このように繰り上げ請求を行う月により、減額率は異なることになります。そして65歳以前から受給を希望した場合には、その減額は一生続くことになってしまいます。このように国民年金を早めに受給する場合は、以上のような点を注意して受けることが大切です。