国民年金被保険者には年金手帳が交付されることになります。年金手帳には、基礎年金番号などが記載されています。定年を迎えて将来、さまざまな年金を請求するときに必要になる大事なものです。
◆年金手帳の再発行について
年金手帳を紛失した場合には、勤務先を通じて社会保険事務所に再発行を申出るか、居住する地域の市役所、区役所、町役場または村役場などにある保険年金課や出張所に再発行を申出ることになります。
・必要なもの
印鑑、身分証明書(運転免許証や保険証など)
・申出先
第1号被保険者→居住する役所の保険年金課や出張所へ
第2号被保険者→勤務先を通じて社会保険事務所へ
第3号被保険者→配偶者の勤務先を通じて社会保険事務所へ
※急いでいる場合には、社会保険事務所へ直接申出ることになります。
◆年金証書の再発行について
年金証書の再発行は、居住する役所の保険年金課や出張所にある再発行申請書を記載して社会保険事務所に申出ることになります。
◆年金加入記録の確認
年金手帳など基礎年金番号がわかるものを用意して社会保険庁のウェブサイトで「年金加入記録照会 年金見込額試算 年金個人情報提供サービス(ユーザID・パスワード)」にアクセスします。
表示された画面の中から「年金個人情報提供サービス(ユーザID・パスワード)」をクリックします。「ご利用登録」から「ID・パスワード発行申込み(入力)」にアクセスして下記の内容を入力します。
・基礎年金番号、氏名、生年月日、性別、郵便番号と住所、お客様設定パスワード(自分で設定するパスワード)、電話番号(任意)
「ID・パスワード発行申込み(完了)」画面で受付が完了すると「申請受付番号」が表示されます。申請受付番号は、サービス内容の確認などで使いますので忘れないように控えておくとよいでしょう。
自分で設定するパスワードは、8~10桁の半角英数で設定することになります。パスワードはネットワークを接続する時に使用しますが、後日郵送される通知には記載されません。登録したものを自分できちんと記録しておきましょう。
登録の手続きが完了して本人確認が行われると2週間程度で発行されたユーザIDと社会保険庁が決定したパスワードの通知が郵送で送られてきます。
2004年には年金法が改正されました。そのため悪質な保険料滞納者への督促状の送付を再開しました。そして国民年金の納付率のアップが期待されていましたが、あまりうまくはいかなかったようです。また年金未納問題がクローズアップされたことから年金制度自体への関心が高まってきました。これはつまり、国民年金の財政的な見通しや徴収方法などにも関心が集まってきたということです。
そのことによって年金制度の様々な問題点が露呈されてきました。年金制度自体への信頼が揺らいでしまい国民年金の納付率は思ったようには上がっていないようです。そして2006年度の国民年金の実質納付率をみてみると、前年度と比べてみて1.1ポイント低下しており49.0%でした。納税義務者の半数以上が未納者ということになります。
今後はさらに進む少子高齢化社会ですが、年金の納付率を上げることは社会全体の目標となっています。国民年金の保険料は、決して軽い負担ではありませよね。しかし、老後の生活を想像してみたときに年金があるとないとでは大違いなのです。これはなるべく率先して納めたいところだといえるでしょう。