◆国民年金基金連合会の年金資産運用状況について
国民年金基金連合会では、国民年金基金を中途で脱退されたひとの掛金の運用や国民年金基金の委託を受けて各国民年金基金に加入されているひとの1口目の掛金の運用と2口目以降の掛金の運用などを行っています。
国民年金基金連合会は、加入者の方たちから預った掛金を将来にわたって年金や一時金としてきちんと支払うために必要とされる総合的な収益をあげることを目的として資産運用に関した業務を行っています。
◆国民年金基金連合会の年金資産運用の基本的な考え方とプロセスについて
・年金資産運用の基本的な考え方とは
資産運用についてはその時々の市場動向に左右されずに、長期的に投資する方が有利であると一般的にはされています。
また、ひとつの資産に集中して投資をおこなうよりも、さまざまな資産に分散した方がリスクは抑えられます。
そのため国民年金基金連合会では資産運用において幅広く認められている投資理論に基づいて掛金の運用を行っています。
●長期運用
年金資産運用に関する特徴としては、一般的には運用資産の規模金額が大きいことや、掛金の払い込みから年金が給付されるまでの期間が長いことがあげられます。
また国民年金基金制度の場合には途中解約による掛金の払い戻しなどがないことから、国民年金基金連合会では長期的な視点に立った資産運用を行うことを基本としています。
●分散投資
年金資産の運用については、安全性の確保や効率性も求められています。このことを同時に成し遂げるためには一部の資産に偏らないように投資対象を分散することが大切になります。
国民年金基金連合会では、資金を複数の値動きが異った資産に分散して振り向けることでリスクを分散して必要な収益を得るようにしています。
・運用プロセス
国民年金基金連合会では、法律にのっとって年金資産運用の基本方針をさだめて、これに基づいて長期的な資産構成割合を策定し、基金や国民年金基金連合会へと集められた掛金を民間の運用受託機関に委託します。
基金や国民年金基金連合会へと集められた掛金は定期的にチェックされて評価や見直しなどの作業が行われ安全で効率的な運用を行うことになっています。
国民年金は、20歳以上から60歳未満のすべての国民が加入しています。老齢・障害・死亡などの保険に該当した時に基礎年金を支給するといった公的年金制度のことです。そして、その目的として、老齢・障害・死亡等による所得の喪失・減少によって国民生活の安定が損なわれることを、国民の共同連帯によって防止します。健全な国民生活の維持したり向上に寄与することを目的とした公的年金制度なのです。そのため国民年金は、基本的に全ての国民が加入する必要があるのです。
また、国民年金の被険者は、職業・就労形態や保険料の納めている方で国民年金・厚生年金・共済年金の3種類に分かれます。国民年金は自営業やフリーター・農業・学生などとさまざまな人々が加入しています。ちなみに厚生年金は、会社に勤めているサラリーマンやOLなどが加入の対象になっています。それから、共済年金は公務員が加入しています。また、国民年金は基礎年金になりますので、厚生年金・共済年金の被用者保険に加入している方は、それと同時に国民年金に加入します。こうして先述した通り、「国民年金は全ての国民が加入する」ということになります。
現在では、国民年金(基礎年金)の受給は基本的に65歳からになっておりますが、本人の希望で60歳からでも受給することが可能です。しかしその場合には、65歳から受給する年金額より減額されてしまいます。その減額率は、受給を希望し請求した月から65歳になる月の前月までの月数に応じ、1ヶ月減るごとに0.5%ずつ低くなっています。このように繰り上げ請求を行う月により、減額率は異なることになります。そして65歳以前から受給を希望した場合には、その減額は一生続くことになってしまいます。このように国民年金を早めに受給する場合は、以上のような点を注意して受けることが大切です。